第88回箱根駅伝を主催する関東学生陸上競技連盟は10日、都内で記者会見を行い、出場20チームの監督が大会に向けて、意気込みを語った。
大会2連覇を目指す早大・渡辺康幸監督は、同日発表されたエントリーメンバーについて「ベストメンバー」と断言。しかし、レースプランについては「戦略上言えない」と含みを持たせ、東洋大、駒大などへのライバル心をむき出しにした。
昨年総合第2位で3連覇を逃した東洋大の酒井俊幸監督は「去年に比べ、あせりがない。往路4連覇は達成したい」とコメント。早大に対しては「気迫、執念がすごい」と、気持ちの面でも脅威を感じているようだった。
また、今年の出雲駅伝で2位、全日本大学駅伝で優勝を果たすなど、好調の駒大・大八木弘明監督は「昨年(3位)以上の結果を」と話すにとどまった。